7月12日(火)16日(土)ともに15名ずつの参加で行われました。
天気予報より少し気温も上がり水分補給を小まめに取りながら進みました。鎌倉街道街中道も今回を入れてあと二回となりました。
9時半過ぎ東戸塚駅を出発しました。横浜市立川上小学校の横を通り暑さに負けずどんどん進みました。住宅地を抜け平戸永谷川を渡るとしばらくして緑豊かな道にさしかかりました。
中道の中で一番長く残っている街道へと入っていきました。何と狭い事でしようか。
早駆けの道という名が付いていて坂東武者たちに思いを馳せる私たちでした。
市民の森という公園では五山見亭跡や山の神稲荷を見て、講師のいつもの面白い話をまじえての説明を受けました。
畑の間の道に出ると日陰がなく汗が滴ります。しばらくするとまた緑陰の道に入っていきました。
11時半よりお楽しみのお昼です。今日は早目に休憩に入り12時40分までといたしました。
ほてった身体を冷やし、水分と栄養を十分に補給しました。
午後、スタートして10分位でこの辺りの石碑を集めた丸山台の碑を見て通ります。右とつかミち 相刕鎌倉郡と刻まれてありました。少年野球をしている広場は笹山砦跡で宅間上杉の居城跡との説明を受けました。
福徳院の日限地蔵尊には1時頃着きました。石仏で日本三体地蔵と云われているとの事です。日数を限って祈願をすれば願いがかなうと聞きますと、早速みなお参りをしました。老犬がおりの中からこちらを見ていました。
30分位しばらく頑張って進みました。
奥にスダジイの大樹があり手前に庚申塔の道標がありました。元はスダジイの洞にあったが樹は奥に移植したとの事です。
バイパスの新しい道路でしようか、高い場所から見ながら通りました。舞岡南の橋です。高台で気持ちのいい眺めです。
見晴橋をすぎ、また少し下ります。
左手を下ると赤坂の湧水があり、私たちは手をひたしハンカチを濡らし、小さな凉を味わいました。
2,3分で木曽の石仏へ。道路工事のために集められたもので赤い布の巻物が印象的でした。
ブラックベリーやコブシの実を見ながら渡戸庚申塔を見て通りました。
ナンジャモンジャの樹と云われるクロガネモチの大木がまず目に入ります。
振り返ると木瓜庵の寺紋がはっきりと見えます。開基が伊東氏なので伊東氏所縁の紋でした。本尊は阿弥陀如来ですが、家康の伝承のある木彫りの薬師如来があるという事です。
家康が鷹狩をしたときの追い上げ坂のそばには、茅葺を瓦ぶきに変えたという長屋門もありました。
上を見上げると岩のほら穴があります。この古墳は玄室の奥壁に小さな奥窓があるのが特徴といいます。
暑い中を皆様本当にお疲れさまでした。
8月は、あるき隊はお休みです。そして9月は、いよいよ中道の最終回を迎えます。
しばらくお会いできませんが、皆様どうかお元気でお過ごしくださいませ。